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  • レシピ
  • 2022.9.1

野菜たっぷり酢豚

野菜たっぷり酢豚

料理家 山脇りこさんの、気軽にかんたん ヘルシーレシピ

山脇りこさん:
残暑厳しい9月。名残の夏野菜と、ますますおいしくなる茄子、そして焼くとトロっとするアボカドで、野菜たっぷりの酢豚はいかがですか?甘酸っぱい味わいが食欲を刺激してくれます。ナチュレSで、砂糖を使わずに仕上げましょう。

また片栗粉などでとろみをつけなくても、加熱することでとろっととろけたアボカドが全体にからんで、野菜がまとまり、食べ応え十分です。隠し味のマヨネーズもまろやかさをプラスしてくれます。さらに一工夫。豚肉は、細切れを数枚重ねてボール状にすることで、やわらかくしっとり。

夏の疲れを感じる頃。疲労回復成分のある豚肉や、免疫力をあげてくれるビタミンCを、食欲を増す甘酢味で、たっぷりいただきましょう。

材料(2、3人分)

茄子 1本
トマト 1個
パプリカ 1/2個
きゅうり 1本
アボカド 1個
豚肉細切れ 200g
*ナチュレS 大さじ1
*しょうゆ 大さじ1
*酢 大さじ2
*豆板醤 小さじ1
味噌 大さじ1
湯 大さじ1
☆マヨネーズ 大さじ1
☆すりごま 大さじ2
植物油 大さじ1

作り方

【1】
茄子、トマト、きゅうり、パプリカ、アボカドは、一口大に切る。

【2】
豚肉細切れは、2、3枚を、[1] のひとくち大と同じ位の大きさに丸める。

【3】
*を全て合わせる。味噌を湯でゆるめて加えて(均一に合わせ調味料に混ぜやすくなる)、よく混ぜる。☆を加えて、ざっくり混ぜる。
※マヨネーズは完全に混ざらなくて良い。

【4】
大きめのフライパンに植物油を入れ、パプリカ以外の野菜を入れて、少ししんなりするまで炒める。

【5】
パプリカを加えて全体をざっくりと合わせたら、フライパンの片側に寄せる。あいたところに[2] を並べ、色が変わるまで、転がしながら焼き、野菜と合わせる。

【6】
[3] を回し入れ、全体に行き渡るように混ぜながら炒める。煮汁が8割方飛んだら、火を止めて、皿に盛る。

※辛さは豆板醤の量で調整してください。

栄養成分(1人分)

※上記の材料を3人分とした場合。
※片栗粉を使用しなくても、食材の工夫でとろみがつくレシピです。片栗粉を大さじ1杯使用した場合、1人あたり下記カロリーと糖質がプラスされます。

・エネルギー:352kcal (砂糖使用時よりも31kcalオフ、片栗粉を使用した場合は10kcalプラス)
・たんぱく質:18.4g
・脂質:25.8g
・炭水化物
  ―糖質:12.0g (砂糖使用時よりも6.8gオフ、片栗粉を使用した場合は2.4gプラス)
  ―食物繊維:7.4g (ナチュレSを使用することで、1.7gプラス)
・食塩相当量:1.9g

料理家 山脇りこ

旬の食材を大切に、忙しい人にも作りやすく、モダンなエッセンスも加えた家庭料理を伝えている。朝日新聞での連載や、「あさイチ」などのテレビ、ラジオ、WEB、雑誌でも活躍中。『毎日食べたいかんたん3×3レシピ』『明日から、料理上手』『いとしの自家製』など、著書多数。
台湾愛が高じて台湾のガイド本『食べて、笑って、歩いて好きになる大人のごほうび台湾』を上梓、『台湾オニギリ』や『台湾スープ』の著書もある。
代官山で料理教室「リコズキッチン」を主宰。